デトランスαを塗るとなぜ脇汗が止まるの?その秘密は塩化アルミニウムにありました
デトランスαは、医療先進国デンマーク発のデオドラント商品です。
元々ワキガの強い西洋人向けに開発されたとあって、その効果は非常に期待できます。
実際、デオドラントαを塗ると脇汗がピタッと止まるのですが、なぜ発汗がピタリと止まってしまうのか気になりませんか?
もしくは「無理やり汗を止めて身体に悪影響はないの?」と思われるかもしれませんね。
そこでデトランスαが発汗を止めるメカニズムを調べてみました。
デトランスαの成分
デトランスαには以下の成分が含まれています。
- アルコールデナ
- アルミニウムクロリッド(塩化アルミニウム)
- アルミニウムラクタート
- プロピレングリコール
- グリセリルステアラット
- セチルパルミタート
- スラミクロクリスタリン
- トリイドロキシステアリン
いずれも日本ではあまり聞きなれないですが、もちろん人体に害がある成分は使われていません。
これらの中で、汗を止める働きをする成分がアルミニウムクロリッド(塩化アルミニウム)です(以下塩化アルミニウムとします)。
塩化アルミニウムが汗腺を防ぐメカニズム
塩化アルミニウムが、汗の中の水分と化学反応を起こすことによって水酸化アルミニウムとなり、汗腺にフタをします。
汗腺を防ぐのは肌トラブルの原因になると思われるかもしれません。が、時間が経つと代謝により水酸化アルミニウムは自然に排出されるので安心です。
なお塩化アルミニウムは多汗症の治療にも使われている成分であり、そのことからも人体に悪影響を与えるとは思えません。
まとめ
デトランスαを塗ると、本当に脇汗がピタッと止まってしまうので、身体に悪そうな気がしてしまうのも仕方のないことです。
ですが今回の調査でデトランスαが人体に害がないことがわかったかと思います。
今回の記事が、肌トラブルが心配で購入するかどうか迷っていた人の助けになれば幸いです。